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この酒煎子(チョジャンジャ)は、李氏朝鮮時代、主に温めた酒や湯を注ぐために使われていた薬缶(ヤカン)です。
こちらはその中でも白銅でつくられた、静かな品格をもつ品。
当時の白銅は製錬技術が未熟で、現代のような銀白色ではなく、真鍮に近いやわらかな金属色をしています。
光の加減でしっとりとした艶が浮かび、時を経た金属ならではの深みが感じられます。
角をきかせた注ぎ口、ふくらみのある胴体、接合部にあしらわれた桃の文様。手に取って眺めるたび、静かな工芸の美しさが伝わってきます。
上層階級である両班家などで使われていたと考えられ、市場にはあまり出回らない、希少な白銅器のひとつです。
古い品のため、細かな擦れやくすみ、黒ずみなどが見られます。内側には使用に伴う焼け跡があり、煮沸消毒を施しておりますが、気になる方はオブジェとしてお愉しみください。また、持ち手の付け根のねじはやや緩いため、立てる際には手でバランスをとりながらご使用ください。
この品は、韓国の名門大学で教鞭を執りながら、長年にわたり古美術を蒐集されていたコレクターの方より譲り受けたものです。時代を静かに受け継いできた、その背景ごと味わっていただければ幸いです。
Wide:約18cm
Depth:約14cm
Height:約19.5cm(取手含む)
容量:満水 約900ml/適正 約600ml
*国際郵便(EMS)送料込み。
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写真についても、できる限り実物の色味に近づけるよう心掛けておりますが、お使いのモニター設定やお部屋の照明環境によって、実際の商品と色が異なって見える場合がございます。
また、画像に映りきらない微細な傷などがあることがございますが、これも骨董品ならではの味わいとしてご理解いただければ幸いです。追加のお写真などを希望される場合はお気軽にご連絡ください。