original
朝鮮の古い、小さな十二角ソバンです。
十二の角をもつ端正な天板に、しなやかな曲線を描く四本の脚を合わせた一台。小ぶりな姿のなかに、凛とした美しさとどこか愛らしさをあわせ持つ、均整のとれた佇まいです。
天板から脚まで、全体に欅が用いられています。なにより目を惹くのは、天板いっぱいに広がる美しい木目。大きく弧を描くように現れた木目と、深い黒褐色のなかにのぞく赤みを帯びた木肌に、欅という素材そのものの美しさが感じられます。
天板の縁は十二角の輪郭に沿って一段高く立ち上げられ、その内側と外側には輪郭をなぞるように細い線が丁寧に彫り込まれています。天板の下にはやわらかな曲線を連ねた雲脚がめぐらされ、外へふくらみながら足元へ伸びる四本の脚へとつながります。小さな一台ながら、細部まで美しく仕立てられています。
およそ半世紀の時を経たものと思われ、後年に一度、漆による塗り直しが施されています。
一人分のお茶を楽しむ小さな茶卓としてはもちろん、花器や香炉などを置く飾り台としても。十二角の端正なかたち、繊細な仕事、そして豊かに広がる欅の木目と、小さな姿のなかに朝鮮木工の美しさが凝縮された一台です。
【サイズ】
Wide:約27cm
Depth:約27cm
Height:約20cm
*国際郵便(EMS)送料込み。
商品は丁寧にケアを施してから撮影・発送しておりますが、骨董品であるため、長い年月の経過による傷みや、磨いても完全には除去できない汚れが残ることがございます。
写真についても、できる限り実物の色味に近づけるよう心掛けておりますが、お使いのモニター設定やお部屋の照明環境によって、実際の商品と色が異なって見える場合がございます。
また、画像に映りきらない微細な傷などがあることがございますが、これも骨董品ならではの味わいとしてご理解いただければ幸いです。追加のお写真などを希望される場合はお気軽にご連絡ください。