SOLD OUT
19世紀の分院(ぶんいん)で焼かれたと考えられる白磁の椀です。
分院とは、朝鮮王朝において王室の器をつくるために設けられた官窯で、王宮専用の白磁を国が直接管理して生産した特別な窯でした。民窯とは役割も目的も大きく異なり、白磁の品質を守ることは王室の威信と儀礼を支える国家的な営みでもありました。
この品の最大の特徴は、淡い青みを帯びた釉薬の美しさです。また、器壁はやや厚く、どっしりとした重みがあり、実用を重んじた朝鮮後期白磁の性格がよく表れています。高台は安定感のあるつくりで、その内側には、焼成の際に器を区別するために付けられた符号のような浅い刻みが見られ、当時の窯場の気配がそっと伝わります。
口縁には小さな欠けと貫入があります。通常の使用には支障ありませんが、写真にて状態をご確認ください。品を感じる美しい李朝白磁の色合いをぜひ現代のなかで引き継いでいただければと思います。
Wide:約14.5cm
Depth:約14.5cm
Height:約9cm
*国際郵便(EMS)送料込み。
商品は丁寧にケアを施してから撮影・発送しておりますが、骨董品であるため、長い年月の経過による傷みや、磨いても完全には除去できない汚れが残ることがございます。
写真についても、できる限り実物の色味に近づけるよう心掛けておりますが、お使いのモニター設定やお部屋の照明環境によって、実際の商品と色が異なって見える場合がございます。
また、画像に映りきらない微細な傷などがあることがございますが、これも骨董品ならではの味わいとしてご理解いただければ幸いです。追加のお写真などを希望される場合はお気軽にご連絡ください。