SOLD OUT
20世紀中頃、韓国の家庭で使われていた「양은(洋銀)」と呼ばれる素材の薬缶です。
丁寧に磨き直し、当時の輝きをできる限り取り戻しました。
洋銀という名には“西洋の銀”の響きがありますが、実際にはアルミニウム合金が主体。銀のような光沢ながら、軽くて扱いやすい実用素材でした。
当時、家事を担う人びとにとっては、まさに希望の素材。
火の弱い練炭でも湯を沸かせる、そんな実用と工夫の象徴でもありました。静かに、でも確かに暮らしを支えてきた存在です。
ふっくらとした丸みを帯びた美しいシルエットに、側面には梅の文様が刻まれています。梅は古くから、寒さの中で咲く気高い花として、儒学を修めた教養階層「ソンビ(선비)」の潔白な気風を象徴するモチーフとされてきました。取手の接合部には花型の金具があしらわれ、小さな道具にも、当時の美意識がそっと宿っています。
薬缶としてはやや小ぶりなつくりが特徴で、小さな茶会や湯さまし用などに程よいサイズ感です。蓋の取手部分に歪みがあり、表面にも小さな傷やへこみが見られます。複数回にわたり煮沸消毒を行っておりますが、古い道具としての特性をご理解のうえでお求めくださいませ。
※加熱時には取手部分が熱くなりますので、ご使用の際は十分にご注意ください。
Wide:約17cm
Depth:約12.5cm
Height:約19cm(取手含む)
容量:満水 約800ml/適正 約500ml
*国際郵便(EMS)送料込み。
商品は丁寧にケアを施してから撮影・発送しておりますが、骨董品であるため、長い年月の経過による傷みや、磨いても完全には除去できない汚れが残ることがございます。
写真についても、できる限り実物の色味に近づけるよう心掛けておりますが、お使いのモニター設定やお部屋の照明環境によって、実際の商品と色が異なって見える場合がございます。
また、画像に映りきらない微細な傷などがあることがございますが、これも骨董品ならではの味わいとしてご理解いただければ幸いです。追加のお写真などを希望される場合はお気軽にご連絡ください。