深みのある木肌に、しなやかな曲線を描く脚。端正な佇まいのなかに、職人の繊細な手仕事が息づく、朝鮮の古い十二角虎足盤です。
十二角に整えられた天板には、木目の美しい欅材が用いられています。天板の縁には、輪郭に沿って丁寧に陰刻線が施され、控えめながらも立体感のある仕上がりに。長い年月を経て深みを増した木肌には、古い木工品ならではの豊かな表情が感じられます。
天板を支えるのは、虎の脚を思わせる優美な曲線を描いた脚。天板の下を彩る雲脚には、ゆるやかな起伏がつけられ、脚との接合部分はふっくらと厚みをもたせた独特のつくりになっています。装飾としての美しさだけでなく、構造を補強する工夫も感じられる、手の込んだ意匠です。
また、脚の先端にもやわらかな丸みがつけられ、十二角の天板に対して、雲脚は円を描くように形づくられています。直線と曲線が美しく調和し、全体に軽やかでやわらかな印象を与えているのも、このソバンならではの魅力です。
かつて朝鮮の人々の暮らしのなかで、食事を楽しむために用いられてきたソバン。現代では、茶器や季節の草花を飾る台としても。
長い時を経てもなお色褪せない、木の美しさと職人の確かな手仕事。日々の暮らしのなかで、ゆっくりと愛でていただきたい一品です。
【サイズ】
幅:約40.8cm
奥行:約39.8cm
高さ:約25.5cm
*国際郵便(EMS)送料込み。
商品は丁寧にケアを施してから撮影・発送しておりますが、骨董品であるため、長い年月の経過による傷みや、磨いても完全には除去できない汚れが残ることがございます。
写真についても、できる限り実物の色味に近づけるよう心掛けておりますが、お使いのモニター設定やお部屋の照明環境によって、実際の商品と色が異なって見える場合がございます。
また、画像に映りきらない微細な傷などがあることがございますが、これも骨董品ならではの味わいとしてご理解いただければ幸いです。追加のお写真などを希望される場合はお気軽にご連絡ください。