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書案(卍字文)

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88,000 JPY

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低い背に、横へすっと伸びる端正な姿。朝鮮の書案(しょあん)です。 書案は、サランバン(男性の書斎空間)の中心に置かれた家具。本来は書を読み、字を書くためのものですが、この品はその姿を写しつつ、もう少し小ぶりに仕立てられた一点です。書きものの机というより、文房の道具などを据えるために使われたものと思われます。 側面に彫られているのは、円のなかの卍字文(まんじもん)。古くから幸福と万の徳が集まる吉祥模様として親しまれ、朝鮮時代には広く彫り込まれてきた文様です。彫りは深い透し彫りではなく、浅く端正な線彫り。大きく主張せず、円のなかにきちんと収まる姿に、慎ましさが感じられます。 正面に目を移すと、脚や枠を縁取るように、細い線が丁寧に彫られています。簡素なつくりのなかに、こうした手間がそっと潜んでいるのが、この品の見どころです。角の組み手の作りもしっかりしており、仕事の確かさを感じます。 この品の前の持ち主は、九十代のおばあさまで、そのまた親の代から使われ、二代にわたって受け継がれてきたと伺いました。ひとつの家のなかで暮らしの傍らに在り続けた品です。木の艶や角の馴染みに、長く触れられてきた手の気配が、静かに残っています。 刻まれた卍字文の願いの通り、二代にわたって受け継がれてきた一品です。状態もとてもよく、次に迎えてくださる方の手のもとで、また長く寄り添ってくれることと思います。 Wide:約39cm Depth:約16.8cm Height:約16cm *国際郵便(EMS)送料込み。 商品は丁寧にケアを施してから撮影・発送しておりますが、骨董品であるため、長い年月の経過による傷みや、磨いても完全には除去できない汚れが残ることがございます。 写真についても、できる限り実物の色味に近づけるよう心掛けておりますが、お使いのモニター設定やお部屋の照明環境によって、実際の商品と色が異なって見える場合がございます。 また、画像に映りきらない微細な傷などがあることがございますが、これも骨董品ならではの味わいとしてご理解いただければ幸いです。追加のお写真などを希望される場合はお気軽にご連絡ください。

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